喪服はどうして黒なのですか
人が亡くなった後、その家族が喪中であることをしめすために喪服を着ます。

しかし、喪服の色は各地の文化によって違い、日本をはじめ、東アジアでは、喪服の色は黒ではなく白でした。悲しみのため、色のある服を着ないという習慣です。
現在でも、中国・韓国の人々は、喪服として白い衣服を身につけます

日本でも明治になるまでは、喪服といえば白でしたが、ヨーロッパの文化を取り入れるようになると、喪服の色を黒としました。
ヨーロッパでは、古代ローマの時代から、悲しみの色として黒を選び、黒い喪服を着用していたからです。

日本は、本来の白い喪服を捨て、ヨーロッパの黒い喪服を取り入れたのです。
仏教についての疑問( 4)

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