戒名をなぜつけるのですか
戒名とは、仏弟子となった証の名前です。戒とは、仏弟子として守らなければならない戒律を指します。

鎌倉時代以降、日本では、僧侶が葬式を司るようになりましたが、その際、中国における僧侶に対しての葬式儀礼を適用するようになり、一般の人に戒名を授け、僧侶と同じ資格にして葬儀を行うようになりました。

葬式のときに戒名を与える儀式を行いますが、これは仏弟子として御仏の浄土に往生することを意味しています。

浄土真宗では非僧非俗と言い、戒律がありませんので「法名(ほうみょう)」といいます。
死んでから行う受戒ですので、「没後作僧」などともいいます。
仏教についての疑問( 5)

音声ガイドをご利用の場合は、Microsoft Windows Media Playerが必要となります。
ダウンロードはこちらから。
Get Windows Media Player