花を供えるのはなぜですか
インドでは「華鬘(けまん)」といって、花を繋いで輪にしたものを相手の首にかけて敬意を表す習慣があります。また、「散華(さんげ)」といって花を撒いて神々を祀る習慣があります。

この習慣が仏教教団に取り入れられ、仏様の供養に花を撒くようになりました。これが中国に入ると花を散らすのではなく、花を飾るように変わり、それがそのまま日本に伝わりました。

このように、花を供えるのはご先祖様への供養のためです。また、その花を前側、すなわち私たちのほうに傾ける事で、功徳を得ることができると考えられています。
仏教についての疑問(10)

音声ガイドをご利用の場合は、Microsoft Windows Media Playerが必要となります。
ダウンロードはこちらから。
Get Windows Media Player