霊魂はあるのですか
釈尊は、霊魂の有無や来世の有無については、一切説いていません。

さらに、「諸行無常(しょぎょうむじょう)」であり、「諸法無我(しょほうむが)」と説きますから、永遠不滅の実体は存在しえないと考えています。
いわゆる霊魂の存在は教理学的には否定されています。

しかし、仏教が各地に拡大し、定着してゆくとき、各地の信仰を吸収していきます。インドのヒンドゥー教、中国の道教、さらに日本の神道においても、霊魂の存在は当然のこととして認められているために、霊魂を認める信仰が混入し、仏教の文化として発展しました。

本来霊魂の存在を認めていないはずなのが、霊魂の存在を認め、儀礼を行なっていくようになったのです。
仏教についての疑問(17)

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